わが国の輸出相手国は長らく米国が不動の首位でしたが、2009年、その座はついに中国にとって代わられました。ネットビジネスも中国進出を加速しており、ASEAN、インド等のアジアにおける経済成長とインターネット普及は、密接に関わり合って急伸している状況です。
そして、これらを背景とした旺盛なIPv4アドレス需要は、その世界在庫を2011年夏に枯渇させようとしています。すでに、旧バージョンであるIPv4技術だけに依存するリスクについて明確に意識した中国やインドでは、迅速にIPv6対応を進めようとしており、これまでの日本の経験を超えて成長して行きそうです。
一方、電子政府をはじめとする医療や防災といった公共サービス、環境エネルギー分野でのセンシング、スマートグリッド、ファシリティマネジメント等の様々なサービスが、インターネットを基盤としたクラウドによって提供される方向へと大きく動き始めました。
2011年はその他にも、NGNとISPとのIPv6接続開始、アナログ停波対策によるテレビのIP送信の本格化、スマートフォン等によるワイヤレスブロードバンドの急成長、等々のトピックが具体的に見えています。
今回の『Global IP Business Exchange』では、インターネット産業の新たな10年の初年にあたる事にあらためて注目し、成長を続ける新事業分野におけるIP技術の活用シーンを厳選して取り上げ、ビジネス知識として魅力的なレベルでセミナーや展示を凝縮させてお届けする予定です。
開催概要
Global IP Business Exchange 2011 - IPv6とビジネスの広がりにフォーカスした専門イベント - |
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2011年2月3日(木) | |
IPv6普及・高度化推進協議会 | |
IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース | |
IPv6普及・高度化推進協議会事務局(株式会社イーサイド内) | |
総務省 | |
ベルサール神田 | |
カンファレンス | |
事前カンファレンス申込:無料 当日カンファレンス申込:2,000円(消費税込)(予定) |
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1,000名(予定) ※参考:前回実績1,000名 |