米国発の世界金融危機により、先進国経済があえいでいる間も、BRICs等の新興国における経済は着実に延び続けています。特に、2010年上海万博を契機とした隣国中国でのブロードバンド普及は、最新のワイヤレス技術を軸として一気に加速する気配をみせています。日本で考えている以上に、軽やかに、IPv6による「WirelessBB」が急拡大する可能性が高いとも言えます。
すでに、旧世代とも言えるIPv4技術だけに依存する事のリスクについて、日本全体で考え、迅速に、IPv6対応を進めなければなりません。フルIP前提のいわゆるNGN (Next Generation Network)におけるIPv6接続問題についても、一定の結論が見えました。
電子政府をはじめとする医療や防災といった公共利用、環境エネルギー分野でのセンシング、ファシリティマネジメント等に加え、近年では、クラウドやスマートグリッドといった、リッチなアドレス空間を当たり前のように必要とするサービスやソリューションにも注目が集まっています。
今回の『Global IP Business Exchange』は、いよいよ現実の厳しい対応が必要となるIPv4アドレス枯渇時期が目前に迫り、インターネット産業のこれからの10年について、真剣に戦略を練り直すべき2010年であることを強く認識しています。アプリケーションやサービスの分野におけるIP技術の活用拡大を見通し、特に、IPv6テクノロジーの利用とビジネスの広がりが先行的に有望視される特定分野をテーマにおきながら、セミナーやパネル展示などを通して国内外のビジネスの活性化とインターネット産業のさらなる発展に寄与してまいります。
開催概要
Global IP Business Exchange 2010 - IPv6とビジネスの広がりにフォーカスした専門イベント - |
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2010年2月23日(火) | |
IPv6普及・高度化推進協議会 | |
IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース | |
IPv6普及・高度化推進協議会事務局(株式会社イーサイド内) | |
総務省、経済産業省、関係業界団体 | |
ベルサール神田 | |
カンファレンス、ハンズオンセッション、パネル展示 | |
事前カンファレンス申込:無料 当日カンファレンス申込:2,000円(消費税込)(予定) ハンズオンセッション: 26,250円(消費税込) |
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1,200名(予定) ※参考:前回実績1,200名 |