IP-BizX Internet 2.0とIPv6
T5 12月12日 14:30-15:30
新技術でIPv6をビジネスに活用したい
概要

IPv6はL3パケットのヘッダ形式が定義されているだけではない。マルチキャストによる近隣探索など、運用に必要な周辺技術があってはじめて実現できる。また、IPv6は桁違いに多数のアドレスを持っているため、新技術と組み合わせることで従来にない機器による新たなソリューションの構築が見込まれている。
たとえば、マルチキャストによる動画配信ビジネスは実現されて久しく、また注目されているインフラの、WiMAXにおけるwave2は、IPv6やマルチキャストなどを強く意識したプロファイルとなっている。
このセッションは、IPv6をビジネスチャンスととらえる皆様に対して、ビジネスの実例や新技術にかかわる情報をご提供し、皆様の検討の糧となることを目指す。

講演者 略歴

モデレータ
大平 浩貴

株式会社リコー ソフトウェア研究開発本部 システム研究所

1997年 北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士前記過程修了
1997年 株式会社リコー入社
組み込み機器のOS開発に従事
2000年 同社ソフトウェア研究開発本部に異動
コンピュータ周辺機器のためのネットワーク技術研究に従事。
ペリフェラルメーカーの従業員として、新しいネットワーク技術を
コンピュータ周辺機器で活用し、新たな機能をお客様に提供することを
目指している。

常川 聡
日本電信電話株式会社 研究企画部門/担当部長

伊藤 公祐
株式会社ユビテック 戦略企画室長

1993年 スタンフォード大学航空宇宙工学大学院卒業
同年 キヤノン株式会社入社。全社研究開発の戦略策定業務に従事
2001年 慶應SFC訪問研究員となりIPv6普及・高度化推進協議会基本戦略メンバーとして参画。IPv6アドレスポリシー策定や大規模IPv4実験の推進、海外IPv6推進母体との連携推進、IPv6 Summitプログラム委員長などを務め、現在はJPNICのIPv4枯渇対策検討WGにも参画。
2005年 IRIユビテックへ転職。
2006年 IPv6 ForumのWiMAX Forum担当リエゾン。

 

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