IP-BizX Internet 2.0とIPv6
S4 12月12日 13:15-14:15
IPモビリティ再考 ~新たなIPモビリティアーキテクチャとサービスプラットフォーム~
概要

IP(Internet Protocol)が今日の情報通信基盤(インフラ)形成に果した役割は大きいことは言うまでもありませんが、その経緯が正しく分析されているとは言えません。IP普及の経緯を分析することで、IPv6の普及に及ぼしている影響についても理解を深めることができます。さらに、今後必須となるネットワーク接続機器の移動を支援する情報通信基盤構築への指針も得られると考えています。
ネットワンシステムズは、創生期、普及期に渡ってIPに携わってきた経験を活かしながら、新たな技術への取組みも積極的に行っています。
本講演では、インターネットの普及・発展の歴史を分析し、今後のネットワーク利用において中核となるIPモビリティの重要性およびその普及戦略について考察します。さらに、その戦略に則ったIPモビリティサポートアーキテクチャMAT(Mobility support Architecture and Technologies)について、詳しく紹介します。
また、IPモビリティを活用したサービスを実現するために、ネットワークの進化系である「メッセージングネットワーク」を融合させ、より柔軟なサービスを提案するモバイルサービスプラットフォーム構想について紹介いたします。

講演者

相原 玲二
国立大学法人広島大学 情報メディア教育研究センター 教授

杉本 康則
ネットワンシステムズ株式会社 NWT本部研究開発部先端技術チーム チームリーダ

 

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